骨女(ほねおんな)
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妖火 骨女(ほねおんな) 妖火

 この世になんらかの思いを残して早逝した女が、肉体が朽ち果ててもその骨に魂を宿し、思いを成就させようとあらわれるモノである。
 特に恋慕を残してしまうと、相手の男を自分の元に呼び寄せようする。男には生前と同じ姿に見えると言うのだが、周りの人たちには単なる骨だけの女にしか見えない。最も有名な骨女は多くの人が知っていると思われる、あの『牡丹燈籠』であろう。

(文責:カメヤマ)

・ 参考文献:画図百鬼夜行,幻想世界の住人たちIV
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2000.7.21 22:42