天井下(てんじょうくだり)
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妖火 天井下(てんじょうくだり) 妖火

 天井の板の割れ目から上半身を滑り出し、舌を出してニタニタと嗤う。見つけられるとスルーッと姿を消すという。体毛は濃く長い髪を振り乱しており、なぜか裸である。
 天井が高いと灯りが届かず昏い。その暗闇の中に厭な雰囲気を感じ取ったのだろう。

(文責:カメヤマ)

・ 参考文献:今昔画図続百鬼
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2000.7.21 22:44